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富士山がその姿を全てはっきり現す日は、1年の22%しかないそうだ。
今日は、その22%の方だった。イェイ。
本当に綺麗だな。言葉が見つからない。
霊峰とは良く言ったもんだ、神がかり的な美しさがある。
葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」。
その中でも比較的有名な「凱風快晴」の富士山とそのすそ野を、
北斎は一つの台形と、一つの二等辺三角形を使って見事に描いて見せた。
まず富士山のアウトラインを台形に。
その下底を長辺とする二等辺三角形ですそ野の広がりと奥行きが表現される。
今日富士山を見ていて、
「北斎はすげぇなぁ。」
そう思った。 当たり前か。。。
御殿場で昼食をとった僕たちは
国道246号から富士スピードウェイをかすめて明神峠へ。
ここもオススメ絶景スポットだ。
眼下に広がる御殿場の街並み。快走してきた箱根、伊豆の山並み。
峠を超えて登り道が下り道に変わると、今度は目の前に山中湖だ。
真っ青な秋の空を映す山中湖。
何kmも遠く、しかし広大なすそ野をひろげる富士山。
下界は紅葉して黄金色だ。
光と風にきらめくススキに覆われた下り道が終わって道志みちに入れば、
旅の終わりはすぐそこだ。
道の駅で解散した頃には僕らの影も長くなり、
八王子料金所あたりからはBuellのLEDも点灯、笑。
いつも思う。
プライベートでも、仕事でも、
ツーリングから帰るとき、いつも思う。
なんて寂しいのだろう。
地響きが走っているかのようなハーレーの集団が、
1台、また1台と集団を離れて家路に着く。
Vツインの奏でる図太い排気音の塊は、徐々に細く単調になってゆく。
いつもいつも、それがたまらなく寂しい。
でも、寂しいからまた一緒に走りたくなるのかな?
疲れてはいたんだけど、
暖かい光に誘われて寄り道したのは駅前のTULLY'S。
大変な苦労や救いようの無い天気、雄大な景色とお客さんからの言葉。
体は疲労もいいところだが、ココロは再び充電完了。
気持ちをビシッと入れ替えて明日からまた頑張ろう。
体は疲れてるけどね。風邪もなかなか治らないし。
でも、ココロが元気ならなんとかなるんだよね、笑。
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行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。