チタン合金ボルト、その後

ボルトが折れた話の続きです。

販売元である京都のBUELL ディーラー「BUELL LEO」の日下さんに電話した。

うまく表現できないけど猛烈な驚きようだった、笑。

今まで500セットくらい販売して１件も無い事故だそうだ。



今回の事故は車検整備中に起きた。

ホイールとブレーキディスクの接合部分を清掃・メンテナンスして再び装着する際、

メーカー指定のトルク（締める強さ）でボルトを締めたらポキリ。

ちなみに残り５本も折れたボルトと同じ位置で曲がっていた。


レースなどでも活躍し、その性能を実証済みのチタンボルトではあるが、

日常使用の積み重ねの方が過酷である場合もある。

つまりその耐久性に問題があったのかも知れない。

ちなみに装着は昨年１１月。

装着してからの走行距離は6,000km程度だと思う。




頼まれて送り返したボルトを確認した日下さんから電話があった。

いったん販売したボルト全てを回収し、設計し直す予定だそうだ。

非常に好感の持てる素早い対応だった。

来週のBUELL 2008発表会で会うことになるが礼を言おう。

場所柄実際に店へ足を運んだことはないし、

BUELL を販売する僕が言うのもなんだが、

この店とこの人は素晴らしいと思うな。





走行中に６本全部が同時に吹っ飛ぶということは考えられないが、

同型のボルトをXB モデルに装着してるかたは念のためご注意を。

BUELL LEOさん、もしくは販売 / 取り付けした店から連絡があると思います。