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日本が誇る漫画の大家、
手塚治虫の代表作「火の鳥」だ。

色々な出版社から様々な形態で販売されているようだが、
僕が買ったのは角川文庫から発売されている文庫タイプ。
卑弥呼の時代から宇宙が舞台の近未来まで、
様々な短編によって構成される「火の鳥」。
思えば卑弥呼や大和朝廷の時代も、
もしかしたら過去ではなく未来なのかもしれない。
「火の鳥」を読んでいるとふとそう思う時がある。
似たような(実は子孫である)登場人物のせいもあるが、
人間の歴史など同じことの繰り返しだ。
アインシュタインは世界戦争について聞かれた時、
「第三次世界大戦については分からないが、
第四次世界大戦の時、人間は木の棒と石を持って戦うだろう」
と答えたそうだ。
あながち間違ってはいないのかもしれない。
話が飛躍するのでここでは割愛するが、
僕は個人的に「歴史は繰り返す」という考え方に賛成だ。
話を戻そう。
短編を連ねた「火の鳥」で一貫して描かれるのは、
「生きる」ということの重さと尊さ、そして「愛」である。
生きるって何だろう。
生きるって素晴らしい。
愛し、愛されるって何て美しいんだろう。
日頃忘れがちな当たり前の事実を、
ガツンとぶつけてくれること請け合いだ。
そしてそれは軽薄に終わらず、
読み終えた後も心に響いていることだろう。
強いメッセージのある、重みのある漫画は大好きだ。
「風の谷のナウシカ」の漫画版も非常にオススメだし、
白土三平の「カムイ伝」も集めたいと思っている。
実は「火の鳥」をしっかり読んだことが無かった。
いや、
無かったと言い切れないくらい、読んだかどうか、
記憶が定かではない。
彼の描く火の鳥の姿は知ってはいたが、
果たして読んだことがあったのかどうか。。。
いずれにしても20年以上読んでいなかった作品に触れた。
生き生きと描かれた優雅な火の鳥は、
今も決して色褪せることが無い。
話が無関係なようで関係しているから、
全編読破することを強くお薦めするが、
中でも「鳳凰編」は秀逸だ。
腕の無い2人の仏師を描いたこの作品に、
「火の鳥」のメッセージが集約されていると言ってもいいだろう。
僕のように読んだことのない人がいたら、
読んだことを思い出せない人がいたら、
この冬ぜひ読んでもらいたい。
手塚治虫の代表作「火の鳥」だ。
色々な出版社から様々な形態で販売されているようだが、
僕が買ったのは角川文庫から発売されている文庫タイプ。
卑弥呼の時代から宇宙が舞台の近未来まで、
様々な短編によって構成される「火の鳥」。
思えば卑弥呼や大和朝廷の時代も、
もしかしたら過去ではなく未来なのかもしれない。
「火の鳥」を読んでいるとふとそう思う時がある。
似たような(実は子孫である)登場人物のせいもあるが、
人間の歴史など同じことの繰り返しだ。
アインシュタインは世界戦争について聞かれた時、
「第三次世界大戦については分からないが、
第四次世界大戦の時、人間は木の棒と石を持って戦うだろう」
と答えたそうだ。
あながち間違ってはいないのかもしれない。
話が飛躍するのでここでは割愛するが、
僕は個人的に「歴史は繰り返す」という考え方に賛成だ。
話を戻そう。
短編を連ねた「火の鳥」で一貫して描かれるのは、
「生きる」ということの重さと尊さ、そして「愛」である。
生きるって何だろう。
生きるって素晴らしい。
愛し、愛されるって何て美しいんだろう。
日頃忘れがちな当たり前の事実を、
ガツンとぶつけてくれること請け合いだ。
そしてそれは軽薄に終わらず、
読み終えた後も心に響いていることだろう。
強いメッセージのある、重みのある漫画は大好きだ。
「風の谷のナウシカ」の漫画版も非常にオススメだし、
白土三平の「カムイ伝」も集めたいと思っている。
実は「火の鳥」をしっかり読んだことが無かった。
いや、
無かったと言い切れないくらい、読んだかどうか、
記憶が定かではない。
彼の描く火の鳥の姿は知ってはいたが、
果たして読んだことがあったのかどうか。。。
いずれにしても20年以上読んでいなかった作品に触れた。
生き生きと描かれた優雅な火の鳥は、
今も決して色褪せることが無い。
話が無関係なようで関係しているから、
全編読破することを強くお薦めするが、
中でも「鳳凰編」は秀逸だ。
腕の無い2人の仏師を描いたこの作品に、
「火の鳥」のメッセージが集約されていると言ってもいいだろう。
僕のように読んだことのない人がいたら、
読んだことを思い出せない人がいたら、
この冬ぜひ読んでもらいたい。
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[03/15 よっし~]
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c a t e g o r y
p r o f i l e
HN:
americoma
性別:
男性
自己紹介:
人 魂 で
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
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