通勤リラクゼーション

「好きだ！」という人は絶対にいないと思うが、

どれだけ繰り返しても、

行きと帰りの電車は苦痛以外の何者でもない。



他人の握った手すりやつり革を握り締め、

時には他人の吐息を吸い込んでただただ耐えるのみ、笑。







そんな中、唯一僕を励ましてくれるiPodだが、

なんだかんだ言ってお気に入りの曲ばかり聴くことが多い。

30GBという膨大なデータ容量のまだほんの一部しか使用していないが、

それでも収録曲は2,000曲を超えている。



毎日の往復で2時間音楽と付き合えるわけだし、

気に入ったアーティストや好きなアルバムだけ聴くのではもったいない。



そう思った数日前から、

全ての曲を聴くべくアーティストも曲も指定せずに聴いている。

アルファベット「A」から始まらないのが不思議な限りだが、

昔よく聴いていた曲から買ったことすら忘れていたようなアルバムまであって、

我ながらなかなかGOODな試みだ、笑。







さてそんな中、

今日、正確には昨日の帰り道の途中から、

ヘッドフォンからはしっとりとしたヴォーカルジャズが流れ始めた。




心に束の間のリラクゼーションを与えるジャズ。



その効き目は物凄いぞ、笑！

ゆったりと、そして艶のあるサックスとなだらかなメロディ。

人々が激しく行き交う駅構内や、すし詰め状態の車内で聞いていると、

まるで自分と関係のない出来事をあたかも映像で見ているかのような錯覚に陥る。




映画「LEON」で、

ゲイリー・オールドマンが演じた麻薬に手を染める麻薬捜査官「スタンフィールド」。

ベートーヴェンが流れる中、人が撃たれていくあの光景。

ヴァイオレンスと、それとはかけ離れた音楽の共存。

都営大江戸線の車内にいる僕は、まさにあの状態です、笑。




目の前の人が苦痛に顔をゆがめようが、

後ろからとんでもない圧力で押し込まれようが、

なんだか他人事みたい。


超快適通勤の術を一つ見につけた気がする、笑。








話は変わるが、今日は課で決めた「ノー残業デー」らしい。

「何が何でも帰ってくれ」という日なのだとか、笑。

慌てて帰宅して、家に着いたのが19時過ぎ。



居ても立ってもいられずにビューエルを引っ張り出して20kmほど走ってきた。

挙動の1つ1つが僕を喜ばせ、興奮させる。

研修課題である写真撮影のために帰りはタリーズへ。





「自分の○○な場所」というお題で各自写真を撮る。

そういうことでタリーズを選んだわけだが、

タリーズの前にビューエルを停めて本格的に一眼レフで撮影する姿は、

道行く人々の目には

「自分のバイクにえらい惚れ込んだ変わり者」

として映りかねない。



「そうじゃないんです！」

と心の中で叫んでいたが、

それはそれであっているのかも。。。笑。







さて、明日は先日の休日出勤の代休だ！

朝早く起きれたら道志へでかけようっ♪

そして思い切り富士山を眺めてこようっ♪




って、

本音言えば目覚ましセットするの悩んでるんだけどね、笑。