空中タリーズ

雪のおかげで、

そして冷たい風のおかげで、

今日の空気は澄んでいた。





みんなの歓声(笑)に誘われて窓際へ行ってみたら、

そこには美しい富士山の姿。







この会社、時間の流れるのが早い。

世間の1日が、僕らの3日くらいの感覚だ。



仕事の量や難易度がそう思わせるのか。

業務そのものに対しても、

そしてそれをミス無くこなすための努力に対しても、

頭は常に一定以上に働かせてなくてはならないし、

物事が異常なスピードで進行していく。




人の入れ替わりも、これまた激しい。

この会社では退社を卒業と呼ぶが、

次々に卒業していく人と、

それを気持ち良く送り出す人。

次々に入学してくる人と、

それを気持ち良く受け入れる人。

常に流動的なこの巨大な組織は、

なんだか不思議な空間だと感じる。








今日はメンバーの「卒業式」。

社内のタリーズを貸しきっての立食パーティー風だ。


このタリーズ、地上27階。

日本で一番高いところにあるんじゃないか？

流石にバイクを停めて眺める訳にはいかないが、

眼前に広がる都会の景色というものも、

僕は嫌いではない。



夜になると、

文字通り宝石を散りばめたように光が踊る。


　　　






今日は比較的仕事が少なくて、

タリーズからまっすぐ帰宅。






明日は金曜日。

1週間が異様に早い。