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完全なる静寂というのは、


時に人を不安にさせる。



余計な音が一切無いように思える美術館でさえ、

人の囁きや足音がそこにはあって、

決して「無音」ではなかろう。





人の集中力というのは、

ある程度周囲に気配を感じている状態の方が、

より高まるのかもしれない。

確証は全く無いが。






タブロー、

つまり絵筆を持って描く「本番」は屋外でやる訳にはいかないが、

ドローイングは外でもできる。


家の中に閉じこもって鉛筆を握るより、

どこか別の場所でやる方が集中できたりする訳だ。

学生がドトールで試験勉強するのと同じ感覚、笑?




今日はクロッキー帳と鉛筆を持ってタリーズへ。

さすがにいつものテラス席では寒さで指が動かなくなるから、

今日は店内で。



絵を描き始めると時間を忘れる。

この時の集中力だけは人に自慢できる気がする、笑。







集中している時って、

人によってその状態が結構異なるらしく、

周りの物音が完全に遮断されたり、

周囲のものが目に入らなくなるらしい。


実は僕の場合こういう状態にならなくて、

周囲の物音や声がいつもより良く聞こえる。

いわゆる「地獄耳」状態だ。



店内で次々にコールされるドリンクの種類を覚えたり、

近くで本を読む男性のiPodの曲が聞こえてきたり、

背後のカップルの会話を聞いていたり。

そんな間も手が止まる事は無く、

画面の中で絵は構築されていく。




途中隣の席のカップルが喧嘩を始めた。

どうも喧嘩の一歩手前の状態で入店したようだが、

そんな状態で来るなよ、笑。

他人が何を原因にどんな喧嘩をしようが興味は無いが、

人のいないところでやって欲しいな。

さすがに集中が途切れました。。。





実はこの「集中状態」が結構快感だ、気持ちいいのだ。

たぶん心拍数も極端に下がっている気がする、

だって呼吸している回数が少ないもの、笑。

周囲で起こる様々な出来事を捉えつつ、

絵のこととか北斎のこととか考えつつ、

手は動いている、あの状況が、

僕にはたまらなく快感である。






しかし明日からまた仕事だ。

頭を切り替えなければならない。










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無題
俺もギター弾いてる時の顔は、かなりヤバイらしいよ(笑)
wild-yellow 2008/01/27(Sun)21:16:21 編集
無題
緊張感があるからですかね?

一人だとどうしても甘えが出てしまいますからね。笑
バーボン 2008/01/27(Sun)22:46:13 編集
無題
特に、仕事に集中している時の男の人の横顔は見とれちゃいます♪
かなりヤバイw。
megu* 2008/01/28(Mon)21:40:36 編集
無題
>wild-yellowさん
顔!気にしてませんでした。。。
気をつけます、笑。

>バーボンくん
あ、緊張感かもね。心地いいんだよね。
家は誘惑が多い、笑。

>megu*さん
お久しぶりですね。
う~ん、そういう男の人はたぶんもともとカッコいいんですよ、笑。
仕事してて見とれられたことないし、笑!
americoma 2008/01/29(Tue)08:29:27 編集
無題
カッコイイとか関係ないです!
一瞬だけ(!?)惚れちゃいますよw。
megu* 2008/01/29(Tue)10:43:08 編集
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アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。


1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。

葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。

休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
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