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今までに聞いたことのないような音。
学生時代の友人が、国分寺の小さな画廊で個展を開いた。
在学中にまともに絵の話をすることは少なかった気がするが、
この時は自然と絵の話を真面目にしていた。
途中の花屋でバイクを停め、
花束を見繕ってもらった。
花屋に入るなんて、何年ぶりだろう。
店中の花という花の、
その形や色合いは全て違う。
同じ「花」だというのに、
自然の作り上げたものは本当に美しい。
なんだか感動してしまった。
いつか花を描きたいと思う。
綺麗な、優しい花を。
今までに聞いたことのないような音。
爆発と呼ぶに相応しい音。
画廊から、北へ抜けてかつての職場へ顔を出そうと思った。
狭い路地をしばらく走り、
大通りにでた。
スロットルを煽ると、
ビューエルは猛々しく加速していく。
これこそビューエルの快感だ。
その時だった。
バババババッッ!!!
脳味噌を吹き飛ばすような音と共に、
みるみる失速していく。
アクセルを開けてないと止まってしまいそうなエンジン。
一瞬何が起こったのかわからなかったが、
右足が熱風にさらされていた。
騙し騙し走行を続け、なんとか店に辿り着いた。
原因はリアバンクのヘッドガスケット損傷。
エンジンというのは、
ガソリンと空気の混じった混合気を圧縮させるシリンダーの部分と、
その上に吸気と排気をつかさどるヘッドと呼ばれる部分がある。
エンジンが動いている間は大変な圧力がかかるが、
漏れてしまってはパワーにならないから、
パッキンのようなもので部品と部品の隙間を塞ぐわけだ。
そいつが走行中に吹っ飛んだ、笑。
僕が購入するまでの10年間、
たった3,000kmしか走らずに眠っていたバイクだ。
相当劣化していたのだろう。
メニュー的にはエンジンを分解する比較的大きな手術。
しかし痛い出費だ。。。
朝から雪とは聞いていたが、
まさかこんなに積もるとは。
先日の雪より格段に雪らしく、ふんわりとした雪。
雪は頬を刺すような鋭い風に乗って、
右へ左へ、
鮮やかにその向きを翻す。
仕事が終わらない。
やらなければならないことが山ほどある。
大事なのはオンとオフ。
切り替えをせねば、仕事ははかどらない。
しかしながら、
終わらないものは終わらないのもまた事実。
今日は朝から職場へ。
誰もいないオフィスは寒い。
50年代から80年代あたりまで、
結構な人気を誇ったトランペット奏者 CHET BAKER。
「My Funny Valentaine」、
これがおそらく彼の最も有名な曲だろうと思うのだが、
「Let's Get Lost」、
これもまた心地よいジャズナンバーだ。
ジャズを聴いていると本当に心がリラックスする。
気持ちに余裕が生まれる。
iPodから時折り流れてくるジャズのおかげで、
心はいたって平和だ。
車窓の向こうが真っ白な雪景色であっても。
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行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。