復活の "SAVOIA" 2

実に久しぶりのブログ。

こまめにチェックしてくれていた方には申し訳ないが、

終電ギリギリで帰るような毎日では、

正直疲れてしまって更新もままならない。



残業手当てが支払われるのはいいが、

あまり就業時間が長いと休めとか早く帰れとかプッシュされる。

残業代目当てでダラダラやっているわけではないし、

朝早く来ても、夜遅く帰っても、1時間は1時間。

早く帰りつつ今の仕事量をこなすには、

仕事の精度とスピードを高めるしかないのだ。




さすがにグッタリしている最近の僕に、1本の電話が入った。



待つこと2ヶ月。

ついにHOT-DOCKのマスターが仕上がった。

このビレット・ラジアルマスター、

HOT-DOCKのカスタムハーレーやナイトイェーガーに装着されていて

雑誌なんかで見かけることもあるが、

あくまでごく一部のカスタムハーレー用。

キジマやデイトナの部品のように大量生産されているわけもなく、

僕が注文したのち、

ちまちまとアルミを削りだして出来上がったわけだ。



ラジアル、

つまりレバーに対して垂直に配置されたピストンのお陰で、

ブレーキタッチは実に繊細だ。

僕のビューエルの場合、それを味わうほどキャリパーが優秀ではないが。


さらに、レバー自体の取り付け軸が可変なので、

好みのタッチにいくらでも対応してくれる。


見た目重視のリザーバータンクは、

前輪で止まるスポーツバイクには明らかに不向きではあるが、

そこは技量と気合いでカバーするところ。

バイクなんて見た目が良ければそれでいいのだ。






あとはメッキ加工に出しているPMのホイールが返送されれば準備完了。

転倒前よりもカッコよくなるビューエルを前に、

気持ちが高まる。






今日の昼間は暖かかった。


春はもうすぐそこまで来ている。

この春は走りまくるぞ。