'Cause of BOSE

今まで買わなかったのが信じられないくらいだ。

発売は去年の年末らしいが、

すぐに買っても失敗は無かったはず。。。






ご存知の方も多いだろうが、

MP3という音楽再生方式は、

音楽のデータを圧縮して保存・再生している。

通常のCDのビットレート1411kbpsに対して、

標準で128kbpsという圧縮率で音楽を楽しむというのは、

簡単に言えば全面に大ぶりのモザイクがかかった映画を楽しむようなものだ。



圧縮率はもちろん可変であるが、

圧縮率を落とせば1曲あたりの当然データは重くなる。

60GBや80GBという大容量ではもはや気にしなくてもいいのだが。





そもそもCDのような音質では楽しめない、

僕の中でMP3はある程度割り切られた存在だった。


電車の騒音、街の喧騒、

ありとあらゆる音が周囲に溢れているし、

それすら耳に届かせないボリュームで音楽を楽しむのは危険だ、笑。


耳を覆うヘッドホンなら音質は高まるが、

そこまで大袈裟な装備で街を歩きたくはない。



だから僕は、

iPodに最初からついているあの白いイヤホンを、

特に疑問も持たずに使い続けていたのだ。







先日右耳の音がイマイチになった気がして、

つまりイヤホンを購入する必要に迫られて、物色。




結局買ってしまったのが、コレだ！




世界で圧倒的支持を得る音響メーカー「BOSE」のインイヤーヘッドホン。

価格は14700円。

高いと思うか安いと思うかは人それぞれだが、

聴いてみればわかる。

絶対に安い。





イヤホンもアンプもスピーカーも、

高級になればなるほど「素」の再生力に優れる気がする。

安いものに限って強烈なイコライザーが働いて、

むやみにベースを強く再生することが多い。




そういった意味では、

先日教わったアルティメット・イヤーズなんかは

音源そのものの再生力が半端じゃないようだ。





ネットで色々調べてみたが、

ピュア音源を求めるコダワリ派はアルティメットイヤーズがいい。

最新のモデルは4万円を超えるけど、笑。


単純に音楽を楽しみたいのなら、絶対にBOSEだ。

イヤホンとは思えぬ自然な重低音再生。

僕はベースを弾くし、ベースの音そのものが好きだが、

実に気持ちよく再生してくれる。


クラシックや柔らかいジャズには不向きかもしれないが、

それはあくまでも向きと不向きを考えた場合であって、

標準装備の「白イヤホン」とは比較にならない音質なのは、

言うまでもない事実だ。





耳に深く入り込むチップは外部の音を遮断してくれるし、

周囲に対する音漏れもずっと小さなものにしてくれる。




音楽への興味関心の度合いなど人それぞれだが、

多くのの人がiPodを初めとするオーディオプレーヤーを持ち、

それを街中で楽しんでいるわけだ。

つまりみんな音楽が好きなわけだ。



それならば買わない手は無い。

コイツは本当にいい。

2万も3万も出すのは高いが、

15000円ならなんとか許せるでしょ！？




通勤が幸せで仕方ない。

今までは、通勤のBGMであった音楽。

これからは、音楽に浸っていると職場に着いてしまうのだ。