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「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律」

施行されたのは何年も前の話だ。



実は去年まで、僕はヘビを飼っていた。

他にもサソリやタランチュラなど、結構きわどいペットがいたわけだが、

ヘビはとても好きなペットの1つだ。


動物の中には、その所有・飼育が厳しく規制されているものも少なくない。

動物、というとワシントン条約を思い浮かべる人も多いだろうが、

正式にはCITES(サイテス)と呼ばれるこの取り決めは野生動物に関する取り決めであって

飼育下で繁殖させたものには適用されない。

つまり絶滅危惧種であっても、ブリーダーが殖やした個体なら商取引できるわけだ。



「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律」は、

各都道府県で施行されている飼育に関する条例だ。

爬虫類で言えば、ワニや毒ヘビなどの危険な動物に適用されていた。

飼育に届出や許可が必要というわけ。

毒の無いヘビに関しては特に大型化するニシキヘビ類5種が限定でその対象となっていた。

ところが昨年6月、世界中でペットとして人気のあるボア・コンストリクターが追加されてしまった。


ヘビ類の中でも古いメカニズムを持つ大型ヘビの中で、

アメリカ大陸産のものがボア、ユーラシア / アフリカ / オーストラリア大陸のものをパイソンと呼ぶ。

そのうちパイソンが日本ではニシキヘビと呼ばれるわけで、

基本的にボアとパイソンとニシキヘビは同じようなヘビだ。

このボア・コンストリクターを大好きで飼っていたのだが、実にペット向きなのだ。


まず大きくなり過ぎないこと。

飼育下ではせいぜい3m。ヘビは普段丸くなっているから、ちょっと大きめのクッションくらいだ、笑。

そして、非常におとなしいこと。

ちょっとした中型犬のほうがよっぽどやっかいなくらいおとなしい。

もちろん吠えることもあり得ない。



以前からボア・コンストリクターを条例の対象にする議論はあった。

しかし飼育者が多いことやその安全性を理由に毎回見送られてきた経緯がある。

ところが数年前のある日、

とある飼育者のもとからボアが脱走した。

マンション階下のベランダで丸くなってるボアを発見したおばあさんは棒切れでボアを叩きまくったそうだ。

反撃に出たボアに足を噛まれ、足に巻きつかれたまま助けをよんだおばあさん。

マスコミにも騒がれ、一気に条例の対象になってしまった。


世間の見識とズレてはいるんだろうけれど、おばあさんも悪いだろう。

野良犬をいきなり叩きのめす人がいるだろうか?

その状況で、叩いてコトが収まるわけもあるまいに。。。




久しく爬虫類から遠ざかっていた僕だが、最近さびしい、笑。

さて、何か飼うか。

別に急いでるわけではないのでじっくり考えようと思っている。


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こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。


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崇拝しております。

休日は近所のタリーズで
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