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「アゲイン」と呼ぶべきではないのかもしれない。
「アゲイン」なのは少年でない大人が少年に戻った場合に使われるべきで、
残念ながら僕の場合子供のままである気もするからだ。
僕が小学生の頃、たしかファミコンが大ブームだった。
今年で30歳を迎えた僕より年下になると、もう完全にテレビゲーム世代。
僕の過ごした少年時代、
それまでの子供達の日常であった「日が暮れるまで走り回って傷だらけ」な遊びと、
新しい時代の日常となる「自宅や友達の家でファミコン大会」という遊びとが、
見事に混在していた。
ファミコンも持っていたが、もっぱら僕は「アウトドア派」。
一日中アリの群れを観察したり、友達とドッジボールをしたりしていた。
ファミコンで画面にエキサイトするよりは、
好きな物をひたすら絵に描いたり、ガンダムのプラモデルを無心で組み立てたり、
そんな嗜好の子供だったと思う。
当時、そんな僕らの中で圧倒的に流行っていたのがタミヤ製の「ミニ四駆」。
長さ15cm程の車体に電池とモーターを積んだレースカーだ。
似たようなシャシーに色々なデザインのボディが組み合わせられ、
次々に新製品が発売されては僕らの話題をさらっていた。
あれがカッコいいとか、これが速いとか、そんな話ばっかり。
価格は1台600円。
星の数ほどオプションパーツが存在し、
軽い車体やパワーのあるモーターに交換することで、
世界に1台だけのミニ四駆を作るのも楽しみだった。
らしい。
実は僕、あまりハマらなかったのだ。
大勢が熱狂するとすごく冷めてしまう生来の天邪鬼加減もそうさせたが、
「そんなに速いマシンにしたいなら、見てくれだけの重たいボディを乗せなければいい」
と、妙に冷静にミニ四駆ブームを俯瞰していたのだ。
アニメにまでなったミニ四駆の非現実的デザインより、
むしろリアルな戦車のプラモデルの方が僕を魅了していたのだった。
ミニ四駆には、車名に「●●Jr.」という名のつくものが多い。
ジュニアだらけなのだ。
ではシニアは?兄貴分は何処にいる?
男なら殆ど誰でも知っているかもしれないが、
兄貴分は1/10スケールのラジオコントロールカー。いわゆるラジコンだ。
こっちは幼い僕を魅了するに十二分の存在だった。
たまにテレビでラジコンレースが放送されたりしていて、
その強烈なスピードと、メカニカルな魅力が僕を圧倒した。
とは言えラジコンは子供が小遣いで買えるような代物ではない。
いつか欲しいと思いながら、大学生の時手に入れたのを覚えている。
大学卒業時に、大学に置きっぱなしだったのか、
壊れて捨ててしまったのか、後輩に譲ったのか、
思い出せないが、手元に無いラジコン。
先日僕の持っていたモデルをヤフオクで見つけてしまった。
いや、正直に言うと「探してしまった」のだが。
既に絶版ということで少々高値ではあったが、思い入れのある車種だから仕方あるまい。

タミヤ「ブリッツァービートル」。
後輪駆動2WDのシャシーにフォルクスワーゲン・ビートルの改造車種「バハ バグ」のボディを乗せた、
可愛らしくてカッコよいモデルだ。

「子供のオモチャ」と一線を画したタミヤ製の「男のラジコン(笑)」は組み立て式。
ギアボックスからダンパー(サスペンション)まで、何もかも自分で組み上げなければならない。
だから箱の中はさながらプラモデルの様で、
接着剤の代わりに使用するボルトやナットが袋詰めされている。
そして、当然兄貴分のラジコンでも無数のオプションパーツが市販されている。
軽量化を目的としたチタン製のボルトやナット、カーボン製シャシー。
実車も驚く高性能オイルダンパーもあれば、カスタム心をくすぐるメッキホイールもある。
男としてはこの辺のカスタム性も非常にポイントが高い。
バイク乗りならわかるでしょう、ちゃんとアルマイト処理とかされてるんですよ。
ラジコンなんてホビーとしてもはやマイノリティ感がある。
ファミコンが進化してパソコンとの境目をなくした事は、
趣味としてのテレビゲームと日常生活の境目をも消し去った。
健康を気遣う、英語を勉強する、、、ゲームが何だって叶えてくれるわけだ。
しかし、そんな今だからこそ「ラジコン」。
「バーチャル」は「バーチャル」でしかない。
自分の組み上げた車が土埃をあげて疾走する興奮。
これはゲームで味わえるものではあるまい。
思い出のバギーを手に入れて、見事に「少年アゲイン」を果たした僕であるが、
結局大きな問題を解決できていない。
そう、一体いつ作るんだ?
それは時間が解決してくれるか?
そんな事をちょっと不安に思いつつ、
暇を見つけてはオプションパーツを探す僕。
そんなところも、少年のままということか。
残念ながら僕の場合子供のままである気もするからだ。
僕が小学生の頃、たしかファミコンが大ブームだった。
今年で30歳を迎えた僕より年下になると、もう完全にテレビゲーム世代。
僕の過ごした少年時代、
それまでの子供達の日常であった「日が暮れるまで走り回って傷だらけ」な遊びと、
新しい時代の日常となる「自宅や友達の家でファミコン大会」という遊びとが、
見事に混在していた。
ファミコンも持っていたが、もっぱら僕は「アウトドア派」。
一日中アリの群れを観察したり、友達とドッジボールをしたりしていた。
ファミコンで画面にエキサイトするよりは、
好きな物をひたすら絵に描いたり、ガンダムのプラモデルを無心で組み立てたり、
そんな嗜好の子供だったと思う。
当時、そんな僕らの中で圧倒的に流行っていたのがタミヤ製の「ミニ四駆」。
長さ15cm程の車体に電池とモーターを積んだレースカーだ。
似たようなシャシーに色々なデザインのボディが組み合わせられ、
次々に新製品が発売されては僕らの話題をさらっていた。
あれがカッコいいとか、これが速いとか、そんな話ばっかり。
価格は1台600円。
星の数ほどオプションパーツが存在し、
軽い車体やパワーのあるモーターに交換することで、
世界に1台だけのミニ四駆を作るのも楽しみだった。
らしい。
実は僕、あまりハマらなかったのだ。
大勢が熱狂するとすごく冷めてしまう生来の天邪鬼加減もそうさせたが、
「そんなに速いマシンにしたいなら、見てくれだけの重たいボディを乗せなければいい」
と、妙に冷静にミニ四駆ブームを俯瞰していたのだ。
アニメにまでなったミニ四駆の非現実的デザインより、
むしろリアルな戦車のプラモデルの方が僕を魅了していたのだった。
ミニ四駆には、車名に「●●Jr.」という名のつくものが多い。
ジュニアだらけなのだ。
ではシニアは?兄貴分は何処にいる?
男なら殆ど誰でも知っているかもしれないが、
兄貴分は1/10スケールのラジオコントロールカー。いわゆるラジコンだ。
こっちは幼い僕を魅了するに十二分の存在だった。
たまにテレビでラジコンレースが放送されたりしていて、
その強烈なスピードと、メカニカルな魅力が僕を圧倒した。
とは言えラジコンは子供が小遣いで買えるような代物ではない。
いつか欲しいと思いながら、大学生の時手に入れたのを覚えている。
大学卒業時に、大学に置きっぱなしだったのか、
壊れて捨ててしまったのか、後輩に譲ったのか、
思い出せないが、手元に無いラジコン。
先日僕の持っていたモデルをヤフオクで見つけてしまった。
いや、正直に言うと「探してしまった」のだが。
既に絶版ということで少々高値ではあったが、思い入れのある車種だから仕方あるまい。
タミヤ「ブリッツァービートル」。
後輪駆動2WDのシャシーにフォルクスワーゲン・ビートルの改造車種「バハ バグ」のボディを乗せた、
可愛らしくてカッコよいモデルだ。
「子供のオモチャ」と一線を画したタミヤ製の「男のラジコン(笑)」は組み立て式。
ギアボックスからダンパー(サスペンション)まで、何もかも自分で組み上げなければならない。
だから箱の中はさながらプラモデルの様で、
接着剤の代わりに使用するボルトやナットが袋詰めされている。
そして、当然兄貴分のラジコンでも無数のオプションパーツが市販されている。
軽量化を目的としたチタン製のボルトやナット、カーボン製シャシー。
実車も驚く高性能オイルダンパーもあれば、カスタム心をくすぐるメッキホイールもある。
男としてはこの辺のカスタム性も非常にポイントが高い。
バイク乗りならわかるでしょう、ちゃんとアルマイト処理とかされてるんですよ。
ラジコンなんてホビーとしてもはやマイノリティ感がある。
ファミコンが進化してパソコンとの境目をなくした事は、
趣味としてのテレビゲームと日常生活の境目をも消し去った。
健康を気遣う、英語を勉強する、、、ゲームが何だって叶えてくれるわけだ。
しかし、そんな今だからこそ「ラジコン」。
「バーチャル」は「バーチャル」でしかない。
自分の組み上げた車が土埃をあげて疾走する興奮。
これはゲームで味わえるものではあるまい。
思い出のバギーを手に入れて、見事に「少年アゲイン」を果たした僕であるが、
結局大きな問題を解決できていない。
そう、一体いつ作るんだ?
それは時間が解決してくれるか?
そんな事をちょっと不安に思いつつ、
暇を見つけてはオプションパーツを探す僕。
そんなところも、少年のままということか。
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プラモデル
押入れに組み立てていないものが10個はあると思います。
H-DもFもLもPも…憧れた車達です。
でも、実物大のおもちゃがあるとそちらに気持ちが行ってしまって…
まだまだ組み立てるのは先になりそうです~(笑)
H-DもFもLもPも…憧れた車達です。
でも、実物大のおもちゃがあるとそちらに気持ちが行ってしまって…
まだまだ組み立てるのは先になりそうです~(笑)
無題
先日、幅90cmの食器棚をニッセンで買って自分で組み立てたんやけど、
でっかいプラモ作ってるみたいで楽しかったわ。
4時間かかりました・・・。
そうそう、再び練馬区民になりました。
今度は大泉学園です。
でっかいプラモ作ってるみたいで楽しかったわ。
4時間かかりました・・・。
そうそう、再び練馬区民になりました。
今度は大泉学園です。
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n e w
c o m m e n t s
[03/16 americoma]
[03/15 よっし~]
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[03/04 よっし~]
[03/03 americoma]
c a t e g o r y
p r o f i l e
HN:
americoma
性別:
男性
自己紹介:
人 魂 で
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
s e a r c h
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