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2台のビューエル。
2005 BUELL Lightning XB9SX 。
250ccクラスと見紛う小さな車体に、
ハーレー製ビューエル専用985ccエンジンを積んだバイク。
マスの集中化、つまりボディバランスの良さを
執拗なまでに追求したこのバイクは、
本当に手足のようにコントロールできる。
吹け上がりの軽いエンジン特性は走っていて気持ち良く、
ハーレー譲りで耐久性もあるように感じる。
後に1XBは200ccモデルが主流になるが、
個人的には985ccモデルの方がバランスが良くて好きだ。
大きければ良いというアメリカ的発想は大好きだが、
乗りやすさや楽しさは必ずしも大きさに比例しない。
2年半で2万km。
思えばよく乗ったものだ。
1996 BUELL Lightning S1 。
「ライトニング」と言う名前は、
アメリカ空軍の戦闘機から拝借したものだ。
か細いチューブフレームにハーレーXLエンジンをチューニングして載せ、
あちこちに課題の残る設計のまま世に出たS1。
「西海岸で女の子をナンパしてタンデムした時の密着性」
を考慮してデザインされた一人乗りにしか見えない小さなシート。
体中を震わせて走る挙動。
今や前時代的ですらあるこのバイクは、
ビューエルのイベントでも随分見かけなくなったものだ。
この半年で5,000kmほど走ったかな。
10年の時を感じる醍醐味は言葉に代えがたい。
明らかに進化している性能差を感じることもあれば、
敢えて残したと思われる共通したフィーリングもある。
似ているようで違う。
違うようで似ている。
この2台を気分で乗り換えられるというのは、
贅沢なことだ。
貴重品でも高級品でも、
それが何かの目的のために造られたのならば、
その使途に応じて使用することが望ましいし、
その時こそモノは一番輝くだろう。
車もそうだし、バイクもそう。
道具は使ってナンボ、
乗り物は乗ってナンボなのだ。
転職を機に、
バイクと関わる時間が圧倒的に少なくなった。
通勤で毎日乗ったビューエル達は、
週末までカバーの中でじっとしている。
それを見ているのが結構辛い。
走りたいだろうに。
たくさん走れるだろうに。
走らせてやる時間が意外に少ないのだ。
XB9SXを手放した。
どちらも同じくらい気に入っていて、
どちらも乗っていたかった。
2年前に当時の「最新型」であったXB9SXと、
買ったとき既に「骨董品」であったS1。
意のままに走るバイクと、
機嫌の良し悪しが露骨なバイク。
たまにしか乗れないとなると、
自ずと答えは出てしまっていた。
最新型ビューエルは、
メーカーがある限りいつでも手に入る。
いつの日か、
また最新ビューエルを買おうと思う。
250ccクラスと見紛う小さな車体に、
ハーレー製ビューエル専用985ccエンジンを積んだバイク。
マスの集中化、つまりボディバランスの良さを
執拗なまでに追求したこのバイクは、
本当に手足のようにコントロールできる。
吹け上がりの軽いエンジン特性は走っていて気持ち良く、
ハーレー譲りで耐久性もあるように感じる。
後に1XBは200ccモデルが主流になるが、
個人的には985ccモデルの方がバランスが良くて好きだ。
大きければ良いというアメリカ的発想は大好きだが、
乗りやすさや楽しさは必ずしも大きさに比例しない。
2年半で2万km。
思えばよく乗ったものだ。
1996 BUELL Lightning S1 。
「ライトニング」と言う名前は、
アメリカ空軍の戦闘機から拝借したものだ。
か細いチューブフレームにハーレーXLエンジンをチューニングして載せ、
あちこちに課題の残る設計のまま世に出たS1。
「西海岸で女の子をナンパしてタンデムした時の密着性」
を考慮してデザインされた一人乗りにしか見えない小さなシート。
体中を震わせて走る挙動。
今や前時代的ですらあるこのバイクは、
ビューエルのイベントでも随分見かけなくなったものだ。
この半年で5,000kmほど走ったかな。
10年の時を感じる醍醐味は言葉に代えがたい。
明らかに進化している性能差を感じることもあれば、
敢えて残したと思われる共通したフィーリングもある。
似ているようで違う。
違うようで似ている。
この2台を気分で乗り換えられるというのは、
贅沢なことだ。
貴重品でも高級品でも、
それが何かの目的のために造られたのならば、
その使途に応じて使用することが望ましいし、
その時こそモノは一番輝くだろう。
車もそうだし、バイクもそう。
道具は使ってナンボ、
乗り物は乗ってナンボなのだ。
転職を機に、
バイクと関わる時間が圧倒的に少なくなった。
通勤で毎日乗ったビューエル達は、
週末までカバーの中でじっとしている。
それを見ているのが結構辛い。
走りたいだろうに。
たくさん走れるだろうに。
走らせてやる時間が意外に少ないのだ。
XB9SXを手放した。
どちらも同じくらい気に入っていて、
どちらも乗っていたかった。
2年前に当時の「最新型」であったXB9SXと、
買ったとき既に「骨董品」であったS1。
意のままに走るバイクと、
機嫌の良し悪しが露骨なバイク。
たまにしか乗れないとなると、
自ずと答えは出てしまっていた。
最新型ビューエルは、
メーカーがある限りいつでも手に入る。
いつの日か、
また最新ビューエルを買おうと思う。
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c a t e g o r y
p r o f i l e
HN:
americoma
性別:
男性
自己紹介:
人 魂 で
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
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