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1. 汐 留 フ ァ イ ナ ル


昨日、汐留生活が終わった。

グラントウキョウサウスタワーへの移転に備えて、

汐留のオフィスは

今までに見たことも無いような膨大な段ボール箱で溢れていた。

年が明ければ、荷物はみなサウスタワーに収まっているという訳だ。





夕方で終わった仕事の後、

同僚4人でサウスタワーへ行ってみた。




2階エントランスはほの暗く落ち着いた雰囲気。

ここから、

駅の自動改札のようなフラッパーゲートを通って、

ガラス張りの直通エレベーターで上へ上がる。

そこら中に警備員、セキュリティの厳重さが伺える。







地下2階から東京駅地下街へ出たら、

オシャレなスペイン料理店を発見した。

かの地のビールに、イベリコ豚、オマール海老のパエジャ。

IMG_0535.jpg

























店を出てから、丸の内線の東京駅へ向かった。

サウスタワー、隣のパシフィックセンチュリーホテルを抜け、

JR京葉線改札横を通り、丸の内側へ。

同じ東京駅地下なのに、徒歩15分は楽にかかる。

こんなところで地震にあったら、それはそれは怖いだろうな。












2. 平 和 を 遠 ざ け る 者






いったい何度似たような光景を目にしただろう。

20071227-00000029-jijp-int-view-000.jpg

















パキスタンで、ブット元首相が暗殺された。


クーデターにより軍事政権を樹立したムシャラフ大統領、

イスラム教徒連盟ナワズ・シャリフ派を率いるシャリフ元首相、

野党最大のカリスマであったパキスタン人民党総裁、ブット元首相。




戒厳令が解かれ、大統領が軍参謀を退く。

徐々に民主化へ向けて動き出した政局で、

この3人の絶妙な均衡が小さな安定をもたらしていたと言える。

おぼろげながら国民を支えた、来年1月に実施予定の総選挙。




彼女の死を受けて、

ブット氏と異なり大統領との政策協議すら拒否していたシャリフ陣営は

総選挙の不参加を表明。

国内のあちこちで反政府の暴動や襲撃が相次いだ。





いったい何故、殺されなければならないのか。

誰の犯行か、どんな主義主張か、そういう問題では無いはずだ。

人が人を殺すのに、どんな正義があるのだろうか。







アフガニスタンがここ最近安定している、と、

ある日の新聞がそう報じていた。


10日も爆弾テロが起きていないからだそうだ。


10日。


10日先の自分の命を案じたことがあるか?


10日先の平和を祈ったことがあるだろうか?


10日生きることの有り難味を、幸福を、

もっともっと噛み締めなければならないのかも知れない。









3. 1 0 , 0 0 0   k m






冬休み最初の今日、

お世話になったスキンヘッドの部長のところへ挨拶に行った。

いつも温かい人だ。

久しぶりに動かしたS1は、

この日を待っていたかのように快音を響かせる。

この振動。この風。この加速。

野生を呼び覚ましてくれるような、

感覚を蘇らせてくれるような、幸せな瞬間。






吉祥寺からの帰り道、

気が付いたらオドメーターが総走行距離10,000kmを告げた。

IMG_0536.jpg


























じわじわ動く、このアナログな距離計が好きだ。

僕が買った時3,500kmだったこのビューエルは、

膨大なカスタムを終えてから、半年で6,500kmを走った。

5万キロ、10万キロ、

僕はこのビューエルで走り続けたい。








4. T U L L Y ' S







そこに安息がある。

何故か分からないが、ついつい寄ってしまうタリーズ。

何故か分からないが、その味と空気と時間に癒される。

IMG_0538.jpg


































スターバックスとタリーズは味も異なるしそんなのは好みの問題だが、

接客対応は抜群にタリーズの方が良い。

どこのタリーズに行ってもみんな愛想良く好感が持てる。

スターバックスの接客に不快感を覚えたのは1度や2度ではない。






いつものお姉さんが、

いつものタンブラーにいつものショートラテを入れてくれた。


いつものテラス席で、いつものタバコを吸いながら、

いつもと同じ幸せな時間を過ごした。








5. O L D   L . A .   T O N I G H T








寒さが凍みる夕暮れの道を足早に行き交う人々。

手に持った正月飾りが、僕の年末気分に拍車をかける。






去年の今頃、

僕は成田を発ち、遠くL.A. へのフライトの最中だった。




初めてのL.A. で経験したこと、

出会ったたくさんの人。


何だかとても懐かしくなった。

頃合いを見て、また会いに行きたいものだ。







余計な操作をせず相変わらず垂れ流しで聴き続けるiPod。

ようやく再生が1000曲を超えた今日。


タリーズで暖まる僕をいい気分にさせてくれたのは、

OZZY OZBOURNE の1995年のアルバム「OZZMOSSIS」より、

" OLD L.A. TONIGHT " 。

温かさと寂しさと切なさが共存する、大好きな曲の一つだ。














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無題
タンブラーってサイズを伝えるとその分入れてもらえるんですか?

ところでスタバ1号店のタンブラーってどう思います?
バーボン 2007/12/28(Fri)23:55:03 編集
人殺すのに
正義なんかねえよ。必要なのは大義名分だけだよ。
正義なんて所詮、時の権力者に作られるもんだよ。
残念ながらね・・・。
wild-yellow 2007/12/29(Sat)20:12:51 編集
無題
>バーボンくん
注文は普段通り、ショートとかトールとか言うよ。
小さなタンブラーではトールやグランデは頼めないんだろうね。
つまりタンブラー使っても使わなくても量は一緒です☆

スタバ1号店でシアトルでしょ!?
それはいい記念品だよ~!
アメリカではスタバ行きまくったけど、
みんな感じよかったな・・・お国柄かな、笑。

>wild-yellowさん
う~ん、ですよね。
一部の偉い人の都合で「正しいコト」は変わっていきますもんね。
悲しい限りです。。。
americoma 2007/12/30(Sun)17:40:20 編集
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男性
自己紹介:
人 魂 で
行 く 気 散 じ や
夏 野 原


アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。


1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。

葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。

休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
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