I D

id 。 identification 。

今の時代、IDいらずの会社も少ないだろう。

社員証しかり、店員さんの名札しかり。

仕事をする上でIDをぶら下げるなんてもはや当たり前。



僕の会社のように、

それがセキュリティキーになっていることだってよくある話。

その名の通り身元を証明する為にそれはある。


そこに印刷された顔写真を気に入ろうが気に入るまいが、

IDを首からぶら下げて、皆仕事をするのだ。











スーツ。

奥が深い。


いいスーツとそうでないスーツはやはり違うが、

一瞬でわかるものではない、のは僕だけ？


例えばカフス。

例えばジッポー。例えばブレスレット。


男にとって小物は重要なアイテムだ。

年初に買った電卓しかり。


粋な小物を手にしているだけで、

少し気分がいいではないか。




嫌いなわけではないが、ノーネクタイで過ごす。

そんな僕の首からぶら下がるのは、

みんなと同じ、IDケースだ。


ただのストラップとただのビニール製ケース。

これじゃあちょっとつまらない。


上司のあの人も、

いつも飲みに行く彼も、

清純な出で立ちの彼女も、

ちょっとオネエな雰囲気のあの子も、

みんな、同じIDケース。







id 。 identification 。 identity 。


個のコダワリをしっかり持ちたい。

自分らしくありたい。




。。。なんてね、笑、

とにかくちょっとオシャレなIDケースを探していただけだ。

2ヶ月以上探していたけど、笑。









それは日本には正規輸入されていないのかも知れない。

結局インターネットで手に入れたのは、

GUCCI のIDケース。

他にも何種類かあるようだけど、挿し色の無いブラックはこれだけだ。


僕がGUCCIを好きなのは、何だか色気があるから。

黒がスタンダードカラーであることも、その理由かな。





最初に書いたように、IDケースなんて今やビジネスの必需品。

なのに、

世の中に出回るIDケースの種類のなんと少ないことか。

会社から支給されたようなビニール製のものか、

もしくはイタリアレザーを使用したような革製、

それプラスアルファでヴィトンが見つかる程度。


どの服飾ブランドも、もっとこぞって作ればいいのにな、笑。

みんなで色々なケースつけたり、

気分で取り替えたり、

その方が楽しいじゃない。





早くも月曜の仕事が楽しみだ♪




いや、違う。


月曜の仕事の時にぶら下げるのが楽しみであって、

仕事は楽しみじゃない、

盛りだくさん過ぎるもの、笑。