×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「弘法 筆を選ばず」
書の達人であった、かの弘法大師は、
その筆にこだわること無く彼の素晴らしい書を完成させたそうだ。
物事において肝心なのはその道具ではなく、
その人に備わる力であると、先人は我々に教えてくれる。
しかし。
御大も選べる状況では選んだに違いない。笑
ものすごく良い毛筆と、そうでもないそれとが並んで置いてあったなら、
弘法は良い方を手に取ったに違いない。
それを見極める目を含めて、選ぶ力もまた彼の力だからだ。
弘法大師を引き合いに出すとは、
我ながら身の程知らずも甚だしいが、
絵を描くときだって道具にはこだわりたいものだ。
良い刷毛とそうでない刷毛は明らかに違うし、
「クサカベ」と「ウィンザー&ニュートン」の色味は、
同じ油絵具だとは信じがたいほどに、その深みが異なる。
タブロー(本作)で使う画材をあれこれ試行錯誤してきた僕だが、
ドローイングは昔から鉛筆だ。
それも、できるだけ先の尖るものがいい。
時には狂ったように細密な描写をしたくなるからだ。
10年来愛用しているドイツ・「STAEDTLER」社製のシャープペンシル。
2mmという極太芯は鉛筆とほぼ同じ太さ。
つまり、カチカチと芯を送り出せる鉛筆だ。
木屑も出ないし、6Bから6Hまで、濃さも自由に選べる便利な一品だ。
ただの鉛筆でも絵は描けるが、
選べるのなら、僕はこれを選ぶ。
これに専用の削り器、消しゴムと練りゴム、替え芯など一式。
そしてイメージを落とし込むノート。
あと、これからの時期はショートラテの入る赤いタンブラー。
それが僕のタリーズ携行品。

それらのドローイング一式は、
実は今まで無様なプラスチックケースに入れて持ち運びしていた。
100円ショップで手に入るような汎用のプラケースは、
まるで美大受験の浪人生のような汚れ方だった。
美大受験の浪人生の頃から使っていたからしかたないが。
もう少しスマートに持ち運びたい、
かねてからそう思っていた僕の琴線にことさら強く触れてきたのは、
大型デパートなどに店を構え、
輸入文房具などを取り扱うお気に入りの店「Smith」で売られている
「Delfonics / デルフォニックス」の皮製ペンケース。
まるで'70年代のHarley-Davidsonのツールケースのようなロール式。
ただの革で5000円もするのが謎ではあるが、素晴らしくカッコいい。
まるで宮大工のように、自分の「武器」がその中に収められるわけだ。
優しいオレンジ色のレザーは、
5年も10年も使っていたら、いったいどんな色になるだろう。
それもまた、小さな楽しみではある。

それから、スマートに持ち運べる小さなノート。
こちらは「Moleskine / モレスキン」のノートブック。
ヘミングウェイやピカソも愛用していたらしい。
絵画用じゃないので鉛筆のノリが少々悪い気がするが、
もう少し使って試してみよう。
どうせ描くのならスタイリッシュに。
それで絵がうまくなったら苦労しないが、
気持ちよく絵が描けるのなら、それも大切な一歩。
「最近ブログでのろけてばかりじゃないか?」
との指摘がありましたが、
僕は今までと何ら変わらず。
妥協することも、女性関係に気を緩めることもなく、
これからも一心に画道を進みます。
ちなみにDelfonicsのペンケースは、
付き合った記念にと、彼女がプレゼントしてくれたものだ。 笑
「DELFONICS」 Web Site
「MOLESKINE」 Web Site
その筆にこだわること無く彼の素晴らしい書を完成させたそうだ。
物事において肝心なのはその道具ではなく、
その人に備わる力であると、先人は我々に教えてくれる。
しかし。
御大も選べる状況では選んだに違いない。笑
ものすごく良い毛筆と、そうでもないそれとが並んで置いてあったなら、
弘法は良い方を手に取ったに違いない。
それを見極める目を含めて、選ぶ力もまた彼の力だからだ。
弘法大師を引き合いに出すとは、
我ながら身の程知らずも甚だしいが、
絵を描くときだって道具にはこだわりたいものだ。
良い刷毛とそうでない刷毛は明らかに違うし、
「クサカベ」と「ウィンザー&ニュートン」の色味は、
同じ油絵具だとは信じがたいほどに、その深みが異なる。
タブロー(本作)で使う画材をあれこれ試行錯誤してきた僕だが、
ドローイングは昔から鉛筆だ。
それも、できるだけ先の尖るものがいい。
時には狂ったように細密な描写をしたくなるからだ。
10年来愛用しているドイツ・「STAEDTLER」社製のシャープペンシル。
2mmという極太芯は鉛筆とほぼ同じ太さ。
つまり、カチカチと芯を送り出せる鉛筆だ。
木屑も出ないし、6Bから6Hまで、濃さも自由に選べる便利な一品だ。
ただの鉛筆でも絵は描けるが、
選べるのなら、僕はこれを選ぶ。
これに専用の削り器、消しゴムと練りゴム、替え芯など一式。
そしてイメージを落とし込むノート。
あと、これからの時期はショートラテの入る赤いタンブラー。
それが僕のタリーズ携行品。
それらのドローイング一式は、
実は今まで無様なプラスチックケースに入れて持ち運びしていた。
100円ショップで手に入るような汎用のプラケースは、
まるで美大受験の浪人生のような汚れ方だった。
美大受験の浪人生の頃から使っていたからしかたないが。
もう少しスマートに持ち運びたい、
かねてからそう思っていた僕の琴線にことさら強く触れてきたのは、
大型デパートなどに店を構え、
輸入文房具などを取り扱うお気に入りの店「Smith」で売られている
「Delfonics / デルフォニックス」の皮製ペンケース。
まるで'70年代のHarley-Davidsonのツールケースのようなロール式。
ただの革で5000円もするのが謎ではあるが、素晴らしくカッコいい。
まるで宮大工のように、自分の「武器」がその中に収められるわけだ。
優しいオレンジ色のレザーは、
5年も10年も使っていたら、いったいどんな色になるだろう。
それもまた、小さな楽しみではある。
それから、スマートに持ち運べる小さなノート。
こちらは「Moleskine / モレスキン」のノートブック。
ヘミングウェイやピカソも愛用していたらしい。
絵画用じゃないので鉛筆のノリが少々悪い気がするが、
もう少し使って試してみよう。
どうせ描くのならスタイリッシュに。
それで絵がうまくなったら苦労しないが、
気持ちよく絵が描けるのなら、それも大切な一歩。
「最近ブログでのろけてばかりじゃないか?」
との指摘がありましたが、
僕は今までと何ら変わらず。
妥協することも、女性関係に気を緩めることもなく、
これからも一心に画道を進みます。
ちなみにDelfonicsのペンケースは、
付き合った記念にと、彼女がプレゼントしてくれたものだ。 笑
「DELFONICS」 Web Site
「MOLESKINE」 Web Site
PR
c a l e n d a r
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
n e w
c o m m e n t s
[03/16 americoma]
[03/15 よっし~]
[03/15 americoma]
[03/04 よっし~]
[03/03 americoma]
c a t e g o r y
p r o f i l e
HN:
americoma
性別:
男性
自己紹介:
人 魂 で
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
s e a r c h
c o u n t e r