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超気まぐれ不定期「ブツログ」シリーズ第2回。
実は熱狂的なサメ好きで、
一時学者を目指して勉強していたことは以前書いたが、
そんな僕を魅了するアイテムの1つをご紹介。
太古の海を泳いでいたサメ、
「カルカロドン・メガロドン」の歯の化石だ。
メガロドンは今から数千万年前、
恐竜が絶滅した後の時代の海に生息していた大型の肉食性サメで、
体長は10m~15mほどあったと言われている。
世界最大の魚類であるジンベエザメが最大で12mくらい、
海の王者シャチのオスが9mくらいであることを考えると、
いかに巨大で強力なサメであったかを想像するのは容易なことだ。
サメは、一般的な魚類と違い全ての骨が軟からなる。
軟骨は腐ってしまうから、古代のサメの姿が化石として残ることは極めて稀なことで、
だから彼らについては謎も多い。
サメの体の中でもっとも硬質な彼らの歯は、人間の僕ら爪のようなもの、
つまりエナメル質でできている。
有名な話だが、
サメの歯は一生にわたって生え変わり、つまり常に新品の歯が獲物を襲うようにできている。
そしてこれらの歯は非常に硬質なため、歯だけが化石として残るのだ。
メガロドンは長い間、映画「ジョーズ」のモデルとなったホホジロザメの祖先と考えられてきた。
現在は諸説あってその体系が確定していないが、近縁種であることは間違いない。
ホホジロザメの最大の記録は約7m、最大でも8mを越える程度と考えられているから、
メガロドンはその倍以上の大きさだったということになる。
メガロドンの歯は、ホホジロザメと同様にほぼ正三角形のフォルムをしていて、
その縁はノコギリのようにギザギザになっている。
鋸歯と呼ばれるこの歯で獲物に噛み付けば、簡単に肉を切り裂けるわけである。
化石は、地中の鉱物質が化石なる骨などの成分と入れ替わることによって生成される。
だから環境によってその色が変わるし、
周囲に金しか含まれない土壌で化石が作られれば、
その化石は見事に金色になることだろう。
僕の持っている2つの化石も、色が全く異なる。
こんな違いも、コレクションとしてはとても楽しいものだ。
一時期大ブームとなったオオクワガタがそうであったように、
メガロドンの歯もその大きさで基本的な価格が大きく変わってくる。
たいていは「斜め計測」という方法で、
ギザギザな歯の一辺の長さで歯の大きさを表記するが、
僕の持っている歯は2つとも100mm程度で、市場価格は2万円~5万円くらい。
あとは保存状態や色などで価格が変動する。
メガロドンの歯で最大級のものは、
斜め計測で150mmを超え、状態が良ければ20万円ほどの価格になる。
たかだか化石。つまりただの石。
されど化石。本物だ。
これを眺めていると、
この歯をくっつけて海を泳いでいたやつがいるのだと思うと、
この世界はすごいと思うし、
心もなんだか癒される。
一時学者を目指して勉強していたことは以前書いたが、
そんな僕を魅了するアイテムの1つをご紹介。
太古の海を泳いでいたサメ、
「カルカロドン・メガロドン」の歯の化石だ。
メガロドンは今から数千万年前、
恐竜が絶滅した後の時代の海に生息していた大型の肉食性サメで、
体長は10m~15mほどあったと言われている。
世界最大の魚類であるジンベエザメが最大で12mくらい、
海の王者シャチのオスが9mくらいであることを考えると、
いかに巨大で強力なサメであったかを想像するのは容易なことだ。
サメは、一般的な魚類と違い全ての骨が軟からなる。
軟骨は腐ってしまうから、古代のサメの姿が化石として残ることは極めて稀なことで、
だから彼らについては謎も多い。
サメの体の中でもっとも硬質な彼らの歯は、人間の僕ら爪のようなもの、
つまりエナメル質でできている。
有名な話だが、
サメの歯は一生にわたって生え変わり、つまり常に新品の歯が獲物を襲うようにできている。
そしてこれらの歯は非常に硬質なため、歯だけが化石として残るのだ。
メガロドンは長い間、映画「ジョーズ」のモデルとなったホホジロザメの祖先と考えられてきた。
現在は諸説あってその体系が確定していないが、近縁種であることは間違いない。
ホホジロザメの最大の記録は約7m、最大でも8mを越える程度と考えられているから、
メガロドンはその倍以上の大きさだったということになる。
メガロドンの歯は、ホホジロザメと同様にほぼ正三角形のフォルムをしていて、
その縁はノコギリのようにギザギザになっている。
鋸歯と呼ばれるこの歯で獲物に噛み付けば、簡単に肉を切り裂けるわけである。
化石は、地中の鉱物質が化石なる骨などの成分と入れ替わることによって生成される。
だから環境によってその色が変わるし、
周囲に金しか含まれない土壌で化石が作られれば、
その化石は見事に金色になることだろう。
僕の持っている2つの化石も、色が全く異なる。
こんな違いも、コレクションとしてはとても楽しいものだ。
一時期大ブームとなったオオクワガタがそうであったように、
メガロドンの歯もその大きさで基本的な価格が大きく変わってくる。
たいていは「斜め計測」という方法で、
ギザギザな歯の一辺の長さで歯の大きさを表記するが、
僕の持っている歯は2つとも100mm程度で、市場価格は2万円~5万円くらい。
あとは保存状態や色などで価格が変動する。
メガロドンの歯で最大級のものは、
斜め計測で150mmを超え、状態が良ければ20万円ほどの価格になる。
たかだか化石。つまりただの石。
されど化石。本物だ。
これを眺めていると、
この歯をくっつけて海を泳いでいたやつがいるのだと思うと、
この世界はすごいと思うし、
心もなんだか癒される。
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HN:
americoma
性別:
男性
自己紹介:
人 魂 で
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
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