1人でも多くの人に。

いよいよ明日から、外へ出る。

この1ヵ月間に詰め込んだものを胸に、

きっとたくさんのものをこぼしてはいるだろうが、

いよいよ明日から、僕は外に出る。




まるで、産毛も抜けていない鳥の雛が、

高い木の上から飛び立つような、

何とも言えぬ不安。

しかし大空を羽ばたきたいと思う期待。





きっと未来は決まっていて、それをぼくが知らないだけ。

僕はいつもそう考えている。

そこに栄光が待ち受けているのなら、

それは自分の実力と、努力と、そして周囲の支えのおかげ。

そこに大きな困難があるとしたら、

それは自分が何かを得るための試練なのだと考えよう。


未来が決まっているのならせめて、

これから羽ばたく自分は鷹なのだと思いたい。





営業という仕事には、間違いなくテクニックが存在する。

バイク屋にはバイク屋の、

保険屋には保険屋のテクニックがあるはずだ。

しかし、

営業という仕事は、間違いなくテクニックだけでは成功しない。

営業に一番必要なのは、

人の心を動かすための、自分の心だ。









この1ヵ月、本当に色々なことを学んだ。


中身を知らずに、使い方もわからず、欲しくは無いが、多くの人が買っている。

生命保険は、そんな、不思議な商品だ。

でも、

中身を知り、使い方を理解し、欲しくなって買えたら、

こんなに素敵な買い物は無いかもしれない。

本当は、愛情の結晶のようなものなのだ。




1人でも多くの人の役に立ちたい。

目の前のその人が、何かを考えるきっかけになりたい。





飛べるかわからないが、

飛ばねばならない。


鷹になろう。


僕のためではない。人のために。

伝えたい。1人でも多くの人に。