一日一日、刻一刻

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。





一ヶ月くらい前から、

それまでとは比較にならないほど忙しくなった。

積み重なる仕事を前に、

こなした仕事はあまりにも小さく思えた。


この一ヶ月でそれが片付いたわけでもなく、

年末も、そして正月も、

僕は誰もいない、寒いオフィスへ赴いた。






去年か一昨年、もしくはその両方、

僕は年初の日記に一年の目標みたいなものを書いた気がする。

今年は、

敢えて言うなら「挑戦」の一年。

新しいことにチャレンジする年。

その先どう転ぶかはわからない。しかし勝たなければならない。

不安、焦燥感、プレッシャー。

実は人一倍そういうものにも敏感だ。

しかし人一倍そういうものに強いとも自負している。

負けをイメージすることも、

足を止めて悩むことも、

今するべきことではないとわかっている。





そのほとんどの機能が停止した正月の東京は、

例年通り空気が澄んでいた。

沈む夕陽のせいで、空は紅く染められていた。



その1年がどんな意味を持つかは、数年経たないと分からない気がする。

ハーレー屋で培った様々なことが役に立ち、

それを実感できたのもつい最近のこと。

だから去年の僕や今年の僕の努力が実るのも、

きっと何年か先のことなんだろう。


ただし全力でトライしているか、本気で挑んでいるかは、

その瞬間に自覚できることだ。

1日1日はものすごいスピードで過ぎていくが、

だからこそ気を抜かずに過ごしたいと思う。



僕にとっても、

みなさんにとっても、

今年が素晴らしい年になりますように。