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忙しくても必ず目を通す新聞に、

気になるコラムを見つけた。





「戦争という手段には、平和を維持するという役割もある」


平等と平和の光のように現れた、

バラク・オバマ米国大統領。


ノーベル平和賞受賞のその演説で、

彼は必要な戦争というものを説いたそうだ。








地球上の動植物は、

種の保存のため、より強い個体を残そうとするし、

より変化にも対応しようとする。


その一方で、過度の繁栄を避けるかのように、

種としての弱点や欠点を常に持ち合わせ、

それは他の主との生存競争を必然たらしめている。







人間は、

そんな地球上の必然の環から完全に逸脱した我々人間は、

種の保存のための戦いを必要としない。

火を使うのも、言葉を話すのも、

人間が手にした圧倒的な武器だからだ。

人間の存在を脅かす動植物などあり得ない。




人間が増えすぎた個体数をコントロールするために、

そこに戦争が存在する。

そうした学説を読んだことがある。

実に恐ろしい見解だが、

戦争は公に殺人を繰り返す唯一の行為であるとは思う。







歴史は繰り返す。


古代インドの叙事詩に核戦争についての記述があるとか、

実はかつて太平洋にムー大陸があり、

彼らは空飛ぶ船に乗っていたとか、

嘘なのか本当なのか分からない話もある。


嘘なのか本当なのか分からなくても、

歴史が繰り返されていることは、

この何世紀かの記録と記憶が十二分に証明しているだろう。




アインシュタインの有名な言葉がある。

「第3次世界大戦の時、人間がどんな武器を使うか私にはわかりません。

でも第4次世界大戦が起きたなら、人間は石と棒を持って戦うでしょう。」






結局、

結局戦争は起き続けるんだろうか。

この世のどこかで、

常にミサイルが飛ばされ、

常に兵隊が走り、家が焼かれるんだろうか。


彼は、

オバマ大統領は、どんな世界を平和と考えているのだろうか。





「戦争という手段には、平和を維持するという役割もある」



オバマ大統領は、ノーベル平和賞受賞の演説でそう語った。

新聞にはこんなメッセージも書いてあった。


「困難を平和的に解決しようとしたが、

自衛のため武器を取るの余儀なきに至った」


こちらは、70年前。

アドルフ・ヒトラーの言葉だ。









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必要悪
理想は…『平和で争いの無い世界』なのは誰もが思っていることでしょう。
が、喧嘩が身近で起こるように国と国、地域と地域の戦争が起こることは避けられないのではないでしょうか?
所詮『人も動物』ですから本能があります。
欲求を満たそうとすることは押さえ切れないと思います。

でも、必要悪だと平然と演説する人にノーベル平和賞って…違和感があります。
よっし~ 2009/12/13(Sun)22:10:57 編集
無題
>よっし~さん
均衡を保つ上で、結局そうなってしまうんですかね。
何か不自然である気がします。

ノーベル賞には違和感ありました、僕も。
americoma 2009/12/24(Thu)01:56:24 編集
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自分自身興味津々。


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崇拝しております。

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