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この仕事をしていると、色々な年代の人と話ができる。

ハーレー時代のお客さん層にも多かった40代の人。

僕よりもずっと若い20代前半の人。

僕と同年代の夫婦の子供は2007年生まれとか、2009年生まれとか。







そう遠くない昔に感じる、2001年9月11日。

アメリカ同時多発テロ事件の起こった日。



ハイジャックされた2機の旅客機が

ワールドトレードセンタービルへ続けざまに突っ込んだ映像は、

各局のニュース番組で繰り返し流され続けた。


今でもインターネットで画像検索すればすぐに当時の惨状を見つけられるが、

砂上の楼閣のようにあっという間に崩れ去る超高層ビルを見て、

言葉が出ることも無く、ただ唖然としてしまったことを覚えている。


瞬時に消え去ったあの巨大なビルの中に、

いったいどれだけの人がいたんだろう。

マンハッタンを超低空で飛んだ旅客機の中で、

乗客はどんな思いで最後の瞬間を迎えただろう。







あれから9年。

世界は平和になったでしょうか?

幸せは、世界に増えたんでしょうか?

最低限の生活すら保障されない人々は、減ったんでしょうか?



あまりにも無責任な形で、

イラクからアメリカ軍の撤退が始まる。

発端は何だったのかすら思い出しづらくなるほどの厭戦ムード。

ベトナム戦争を超える超長期戦で彼らは、何かを得られたのだろうか。




テロと戦うのだ、と口にさえすれば、全てが正当化されてしまうような感覚。

さすがに一般人にはこんな感覚通用しないが、

問題は世界の政治を動かすお偉いさん方がこんな感覚でいるということだ。



昔似たようなことを書いた記憶があるが、

テロというのは国家でも宗教でも団体でもない。

テロ組織が結成されるのは結果であって、

もっといえばテロリズムという行為もある種の思想のもとに生まれる。




世界からテロをなくす為に、

テロの恐怖を払拭するために軍隊を投入してこれを鎮圧する。

その行為こそがテロの動機になっていく。

いつまで繰り返すのだろうか。


今、攻撃の手を緩めれば、テロリスト達にテロの準備をさせることになる。

大統領だか国防長官だかのお決まりの台詞だ。

今、攻撃の手を緩めなければ、

未来永劫テロは無くならないということ、誰か教えてやればいい。





あれから9年。

世界はいったいどうなってしまうのだろうか。













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正義と偽善
たぶん…分かり合えないのでしょうね…
人種の違い、宗教の違い、文化の違い、国の違い、
理解し、他を尊重する事は難しいですね。

独裁者に虐げられて生活していても、
戦火の中で生活していても、
憎しみを抱いて生活していても、
どれもが幸せではないでしょう?
でもそれが現実です。

理想を追い求める事は非常に大切ですが、
実現する事は不可能に思います。
みんな守りたい者、物がありますから。
よっし~ 2010/09/12(Sun)11:44:39 編集
無題
>よっし~さん
排他的な文化や宗教は多いですよね。
守りたいものを守ることが別の人のそれとぶつかり合うだけならまだしも、
殺し合いになってしまうのは悲しい限りです。
なんだか残念に思ってしまいます。。。

americoma 2010/09/18(Sat)22:51:01 編集
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自己紹介:
人 魂 で
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夏 野 原


アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。


1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。

葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。

休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
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