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映画史に燦然と輝く普及の名作。

アメリカの、かの時代を色濃く反映させた「EASY RIDER」。

そのタイトルと、Steppenwolfの名曲「Born to Be Wild」を知らない人は少ないだろう。



監督をデニス・ホッパーが、製作をピーター・フォンダが務め、2人が主演するこの映画。

観たことがある人は最近でこそ少ないかもしれないが、

観てみなければ語れない、不思議な雰囲気の映画だと個人的に思う。

ドラッグの密輸で大金を手にした2人のバイカーのストーリーであるが、

初めて観た時はその結末にずいぶん驚かされたものだ。






2人が旅で使うのが、思い切りカスタムされた2台のハーレー・ダビッドソン。

ギラギラと輝く2台のパンヘッドはあまりに美しい。

この映画で、ハーレー・ダビットソンは「アメリカ」であり、「成功」でも「自由」でもある。




これらは映画史に残る名車として語られることになるが、

そうなれば当然ミニカーなんてのもコレクタブルアイテムとしては存在するわけで、

以前はHDのディーラーで入手できた。




ピーター・フォンダの乗る「Captain America」。



IMG_0160.jpg































そして、デニス・ホッパーの乗る「The Billy Bike」。

IMG_0164.jpg



























IMG_0165.jpg






























精巧なミニカーを販売することで有名な(?)アメリカ・フランクリンミント社製。

現在もフランクリンミントのHPで購入することができる。


それぞれ19800円という価格はミニカーにしては高額であるが、

スロットルワイヤーからオイルラインにいたるまで非常に精巧にできているし、

実写の雰囲気そのままのクロームの質感は高い。

1/10というスケールだから全長も20cm以上あり、存在感は抜群だ。



ちなみに、

「Captain America」には星条旗柄のヘルメット、

「The Billy Bike」にはウエスタン・ハットという劇中でおなじみのアイテムもついてくる。

両方ともやや大きいのはアメリカ製ならではのご愛嬌。笑







ロバート・デ・ニーロの出世作「TAXI DRIVER」や、

Dodge Challengerがガンガン走る「VANISHING POINT」など、

反体制や個人の虚無を描いたアメリカン・ニューシネマの一群にはいい映画が多い。

イマドキのフルCG映画も3D映画も結構だが、

人間が考え抜いて、汗かいて撮った映画にはそれだけの生臭さも暖かさもあって好きだ。


秋の夜長に、改めて観てみるのはいかがだろう。

あぁ、やはり名作だな、と気付かされるに違いない。






フランクリンミント / Harley-Davidsonページはこちら











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やっぱり…
ミニカーの世界でも『ウルトラ』と『ソフテイル』がほとんどですね~
『ダイナ』が数台、『スポスタ』は無し…
実車の人気がそのまま反映されていますね…
ちょっと寂しい…
よっし~ 2010/11/15(Mon)08:57:10 編集
無題
>よっし〜さん
確かに偏りがありますね。笑
でも旧車もなかなか充実していますよ、作りが甘くないのでオススメです♪
americoma 2010/11/23(Tue)22:30:54 編集
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アメリカと日本、
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こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。


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僕の頼もしい愛車。

葛飾北斎と
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崇拝しております。

休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
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人間観察したり、
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