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午前6時にホテルを出発したから、出航は7時より前だっただろう。
潮の香り、ゆらゆらと落ち着かない船。
空は次第に染まっていき、船で海に出るという行為そのものに胸が高鳴る。
会社の旅行ではあるがいわゆる社員旅行ではないので、
昨晩の表彰式以外は全て自由行動。
釣り好きの先輩と支社長が企画したこの海釣りに参加したのは全部で6人だった。
ドロドロとバラついた排気音は、まるでビューエルのそれのよう。
ワイルドに黒煙を吐き出した漁船は、船尾を深く沈めて鹿児島湾を突っ走る。

自然の中にいる。
風や波が、空を旋回する鳶やウミネコが、そう感じさせてくれる。
目の前の桜島から立ち上るのは、活きている証のどす黒い噴煙だ。

前日桜島に行ったが、この山はまさに「生きている」状態。
島内の車は灰をかぶったままだし、緑の下は猛々しいほど尖った岩石の大地だ。

音も無く色を変えてゆく空と流れる雲。
それを映し出す鹿児島湾はあくまでも穏やかで、
船の後ろにできた大きな波だけが忙しく水面を走る。
連なる山々と、広い海。
その際のわずかな部分に灯りが密集している。
本来僕らの力など到底及ばない世界の上に、人々の暮らしは成り立っていると思う。
波も無い、まるで湖のように静かな湾内で釣りが始まった。
趣味が多い、ハマりやすい、モノや道具に惚れやすい、
ということであえて釣りをやってこなかった僕。
自然も魚も船も、僕は本当は大好きなんです。笑
3本の針がついた仕掛けに小エビをつけて狙うのはアジ。
釣れたら夜の飲み会で食べることになっていた。
そんなに広くない鹿児島湾だが、狙う獲物は水深80〜100m付近にいる。
一式借りた道具も当然電動だ。
仕掛けは投入して1分ほどで海底へ。
そこから7mほど巻き戻してアタリを待つ。ここら辺はまさに駆け引きだ。
竿先が一瞬動くが、100m下では彼らもその仕掛けを確認しているところ。
2度目のヒットを感じたら一気に巻き上げる。。。
というのは今だから書けること。最初は全然うまくできなかった。
それでも簡単に釣れるのはメバルやカサゴ。
真っ赤なカサゴはまるでクリスマスのオーナメントのように連なって上がってくる。
というわけで肝心の釣果ですが・・・
面白いくらいにジャンジャン釣れました!
6人で30匹以上のアジを釣ったんではないだろうか。
しかも30cm以上の大物ばかりだ。
釣り好きの先輩と支社長はそれぞれ1匹ずつマダイもゲット。
さすが、というか何と言うか、
しっかり仕掛けを持ち込んでいた彼ら以外の人がマダイを釣ったら気まずいところだ。笑
朝から午後まで真剣に釣りまくったので全く写真が無いのだが、
船長さんが用意してくれた発砲スチロール箱はあっという間に満杯に。
こんな釣りならいつ誰がやったって楽しいに違いない。
釣り竿が、リールが、そして漁船が欲しくなったのは言うまでもない。
自分たちが釣ったから、ということを差し引いても美味だった刺身。
釣りに行かなかったメンバーからも大絶賛だった。本当に旨いのだ。


遊び、食べ、そして飲み、
楽しみにしていた鹿児島旅行も最終日。
予報を覆しての冬晴れに、気分は爽快だ。

この日向かったのは霧島連峰。
温泉地で名高いこのエリアも、かつては火山だったそうだ。
鹿児島市からそう遠くはないのだが、標高が高いので気温は低く、
周囲の木々も色づいていた。

霧島神宮は、坂本龍馬も新婚旅行で訪れたとされる古い神社。
以前の社は噴火によって焼失したとかで、今あるものは比較的新しい。




実は伊勢神宮や靖国神社のように広大なものを期待していたのだが、
思ったより小さな造りにやや拍子抜け。
その後九州最高峰である韓国岳を望む大浪池まで散策。
と書くと軽い感じだが、ひたすら登りの階段道でバテバテになった。

この一帯は霧島スカイラインという国道が整備され、観光施設も多い。
山を越えれば宮崎県にも出られるし、高速道路で九州を縦断することもできる。
何が言いたいかというと、、、
ビューエルで来ようと思った。
来年でも再来年でもいいけれど、ここはバイクで走る価値がある。
参加者も募集します。笑
着陸態勢に入り高度を下げる飛行機の窓から見下ろす東京の夜景は、
まるで星空を見上げたように煌めいている。
僕の地元であるから安堵感もあるものの、
漆黒の夜の方が居心地がいいような気もするし、本来夜は暗いものだ。
夢を見ていたかのようにあっという間の4日間。
気持ちはだいぶリフレッシュできた気がする。
羽田空港からの帰り道に会社に立ち寄った。
その瞬間から現実に引き戻されたのは言うまでもない。
空は次第に染まっていき、船で海に出るという行為そのものに胸が高鳴る。
会社の旅行ではあるがいわゆる社員旅行ではないので、
昨晩の表彰式以外は全て自由行動。
釣り好きの先輩と支社長が企画したこの海釣りに参加したのは全部で6人だった。
ドロドロとバラついた排気音は、まるでビューエルのそれのよう。
ワイルドに黒煙を吐き出した漁船は、船尾を深く沈めて鹿児島湾を突っ走る。
自然の中にいる。
風や波が、空を旋回する鳶やウミネコが、そう感じさせてくれる。
目の前の桜島から立ち上るのは、活きている証のどす黒い噴煙だ。
前日桜島に行ったが、この山はまさに「生きている」状態。
島内の車は灰をかぶったままだし、緑の下は猛々しいほど尖った岩石の大地だ。
音も無く色を変えてゆく空と流れる雲。
それを映し出す鹿児島湾はあくまでも穏やかで、
船の後ろにできた大きな波だけが忙しく水面を走る。
連なる山々と、広い海。
その際のわずかな部分に灯りが密集している。
本来僕らの力など到底及ばない世界の上に、人々の暮らしは成り立っていると思う。
波も無い、まるで湖のように静かな湾内で釣りが始まった。
趣味が多い、ハマりやすい、モノや道具に惚れやすい、
ということであえて釣りをやってこなかった僕。
自然も魚も船も、僕は本当は大好きなんです。笑
3本の針がついた仕掛けに小エビをつけて狙うのはアジ。
釣れたら夜の飲み会で食べることになっていた。
そんなに広くない鹿児島湾だが、狙う獲物は水深80〜100m付近にいる。
一式借りた道具も当然電動だ。
仕掛けは投入して1分ほどで海底へ。
そこから7mほど巻き戻してアタリを待つ。ここら辺はまさに駆け引きだ。
竿先が一瞬動くが、100m下では彼らもその仕掛けを確認しているところ。
2度目のヒットを感じたら一気に巻き上げる。。。
というのは今だから書けること。最初は全然うまくできなかった。
それでも簡単に釣れるのはメバルやカサゴ。
真っ赤なカサゴはまるでクリスマスのオーナメントのように連なって上がってくる。
というわけで肝心の釣果ですが・・・
面白いくらいにジャンジャン釣れました!
6人で30匹以上のアジを釣ったんではないだろうか。
しかも30cm以上の大物ばかりだ。
釣り好きの先輩と支社長はそれぞれ1匹ずつマダイもゲット。
さすが、というか何と言うか、
しっかり仕掛けを持ち込んでいた彼ら以外の人がマダイを釣ったら気まずいところだ。笑
朝から午後まで真剣に釣りまくったので全く写真が無いのだが、
船長さんが用意してくれた発砲スチロール箱はあっという間に満杯に。
こんな釣りならいつ誰がやったって楽しいに違いない。
釣り竿が、リールが、そして漁船が欲しくなったのは言うまでもない。
自分たちが釣ったから、ということを差し引いても美味だった刺身。
釣りに行かなかったメンバーからも大絶賛だった。本当に旨いのだ。
遊び、食べ、そして飲み、
楽しみにしていた鹿児島旅行も最終日。
予報を覆しての冬晴れに、気分は爽快だ。
この日向かったのは霧島連峰。
温泉地で名高いこのエリアも、かつては火山だったそうだ。
鹿児島市からそう遠くはないのだが、標高が高いので気温は低く、
周囲の木々も色づいていた。
霧島神宮は、坂本龍馬も新婚旅行で訪れたとされる古い神社。
以前の社は噴火によって焼失したとかで、今あるものは比較的新しい。
実は伊勢神宮や靖国神社のように広大なものを期待していたのだが、
思ったより小さな造りにやや拍子抜け。
その後九州最高峰である韓国岳を望む大浪池まで散策。
と書くと軽い感じだが、ひたすら登りの階段道でバテバテになった。
この一帯は霧島スカイラインという国道が整備され、観光施設も多い。
山を越えれば宮崎県にも出られるし、高速道路で九州を縦断することもできる。
何が言いたいかというと、、、
ビューエルで来ようと思った。
来年でも再来年でもいいけれど、ここはバイクで走る価値がある。
参加者も募集します。笑
着陸態勢に入り高度を下げる飛行機の窓から見下ろす東京の夜景は、
まるで星空を見上げたように煌めいている。
僕の地元であるから安堵感もあるものの、
漆黒の夜の方が居心地がいいような気もするし、本来夜は暗いものだ。
夢を見ていたかのようにあっという間の4日間。
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羽田空港からの帰り道に会社に立ち寄った。
その瞬間から現実に引き戻されたのは言うまでもない。
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p r o f i l e
HN:
americoma
性別:
男性
自己紹介:
人 魂 で
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
行 く 気 散 じ や
夏 野 原
アメリカと日本、
そしてそれぞれの文化を
こよなく愛し、
その矛盾する感覚に
自分自身興味津々。
1996 BUELL S1
僕の頼もしい愛車。
葛飾北斎と
MOTLEY CRUEを
崇拝しております。
休日は近所のタリーズで
絵を描いたり、
雑誌読んだり、
人間観察したり、
考え事したり、
何もしなかったり。
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